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工藤修

“直千”番組数の見直しを

 夏の競馬開催日は、中央場所に比べて少人数で順番に出張する出勤スタイル。休日だった先週の日曜は、横浜のエクセル伊勢佐木町に赴いていた。そこで耳に入ってきたのが「新潟芝1000mの直線競馬は面白くない」というファンの声だった。われわれ記者の間でも以前から「レースが見づらい、分かりにくい」などと不評極まりないのだが、場外でテレビ観戦するベテランファンからも、やはり同様の声が上がっていた。

 そして、この悪評の声は関係者からも上がっているのだ。複数の調教師、騎手から一致して聞こえてくるのが「先につながらない」という趣旨の言葉だ。

 3回新潟の3歳未勝利、古馬500万下には、芝1200mの番組が一鞍もない。新潟の目玉レースではあるが「つまらない」という意見がファンの大部分を占め、関係者からは「願わくば出したくない」とも言われる条件を、この先も1200m戦をなくしてまで、多くの番組を組む必要があるのだろうか。

 直線競馬の欧州G?をタイキシャトルが制したこともあり、「ヨーロッパにならい直線競馬を」というファンの声を拾い上げ、われわれマスコミも後押しをしたのも事実。無論?廃止?という極論を言うつもりは毛頭ない。ただ、番組数の見直しを検討する時期になってきたのではないだろうか。

(美浦想定班・工藤 修)

2010年07月30日

著者紹介

工藤修

工藤修

美浦想定班。身に覚えのある5年生存率77%というデータを常に頭の隅におきながらも、節制生活ができず日夜おびえている快楽主義者。予言らしき言葉を発すると、それに反して真逆なことが起きることで定評。神奈川県出身、B型。