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弥永明郎(やなが・あきお)

今週はカッチーに銭のにおい

 夏のローカルも半分が過ぎた。簡単な北海道は当たり前のことだが、福島、新潟組もこの時期、馬券でもうからない新聞記者は余程の馬券ベタ。同じ顔触れで頭数も少なく、極端に変化のない馬場状況。関西馬もソコソコしか遠征してこない。まさに『入れ食い』状態だ。体調の変化も見つけやすく、人気馬でも簡単に切り捨てられる(新聞紙上では、なかなかヌケにはできない)だけに、思わぬ高配当にありつけるワケだ。

 オレはと言うと、福島4週と新潟3週が終わっての成績は、週単位では6勝1敗。その1敗も余裕の範疇(はんちゅう)。ATMとは無縁の日々が続いている。純利益は伏せておくが、毎夜、暴れまくっても懐が痛まないでいる。

 今週は新潟祭りで出費もかさむ。当然、お馬さんで資金をねん出する。そう言うわけで今週はカッチーにするか。『兄貴、今週は久々にやる気が出るラインアップがそろったかんね』。確かに銭のにおいがする馬がチラホラ…。こうご期待。

(美浦時計班・弥永明郎)

2010年08月05日

著者紹介

弥永明郎(やなが・あきお)

弥永明郎(やなが・あきお)

国籍、年齢不詳の一度狙った穴馬は逃さない競馬界のゴルゴ13。いまだかつて馬券収入のみで給料は使ったことがない。最近は大柄な女性と、天然キャラの女性が気になって仕方がない。大沢あかねとパリス・ヒルトンはど真ん中。