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鶴谷義雄

新装・新潟競馬も早10年

 夏の新潟競馬が折り返し地点を迎えた。01年にリニューアルしてから、早くも10年目に入った新潟。新スタンドが完成して、待望の直線1000mも新設。またコースが左回りになり、当初はどんなドラマが待ち受けているのかゾクゾクしたものだ。

 しかしながら、予算の関係で後方に下げる予定だったスタンドがそのままになった。その影響でコースとスタンドが接近して、上層階からだと真上から見る感じで見にくくなった。直線競馬も意外に不評だ。とは言っても、1キロ先の出来事を明確に見ようとするのが間違いだろう。年々、ターフビジョンやカメラの進歩で、レース映像は見やすくなっている。

 そういえばこんなこともあった。夏場、スポーツ紙はニュースが乏しく、紙面作りに頭を痛める。Nスポーツ紙は、毎年、決まってこの直線1000mをハデに記事にしていた。

 JRA側と地主が水面下で話を進めていると、“日本初の直線1000m競馬”と大きな見出しが出て、主催者側の頭を痛めさせていた。結局は完成したが、こういった報道がなければ、もう少し早い時期にファンにお披露目できていたかもしれない。

 残る後半戦は、じっくり取材に専念して、いい情報を提供したい。ひと昔前のワンパターンの競馬のように、簡単ではなくなった。直線は長くても前残りにも十分注意して夏を乗り切りたい。

(美浦時計班・鶴谷義雄)

2010年08月13日

著者紹介

鶴谷義雄

鶴谷義雄

山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。