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中国人マネーの取り込みを

 今月1日から日本政府は、中国の中間所得層向けの個人観光ビザの発給条件を緩和させました。今回の緩和の対象となるのは日本の全世帯の3分の1に迫る約1600万世帯で、この規模の観光客が日本を訪れて滞在中におう盛な消費を行えば、日本経済への寄与は相当大きなものになるはずです。

 JRAが発表した昨年度の事業収益は2兆6070億円。97年度の4兆295億円を頂点に12年連続の減収となり、日本経済の低迷に伴った売上低下に、歯止めがかかっていない状況です。

 さて、元来ギャンブル好きで金もうけに執着する気質を持つとされる中国人。そこで中国人観光客を競馬ファンとして取り込むことはできないのだろうか?

 現在の中国人観光客には、『ゴールデンルート』と呼ばれる成田空港から入国して関西国際空港から出国するルートが人気。観光地が多い関東?関西を縦断している形だが、幸いこのルートのエリアにはJRA競馬場が5つ含まれています。

 中国では1949年10月1日に毛沢東による建国の成立が宣言されたことにちなんで、10月1日は『国慶節』として祝日。前後の約1週間は大型連休となっている。

 4回中山・阪神・2回札幌の最終開催週のどこかに『国慶節S』なる重賞を新設して、日本競馬の魅力を中国国民にアピールしてみるのはどうだろうか。

(栗東時計班・林 慶樹)

2010年08月14日