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安里真一
信用を失うあいまいな裁定基準
14日から札幌開催がスタートした。今年は本紙予想を任された責任感があり、普段以上にレースVTRで研究に研究を重ねる日々。その成果もあって1週目の予想は土曜日6本、日曜日8本と的中率は50%を超え、回収率も125%と黒字発進。目標は“常にパーフェクト”なので決して満足はできないが、滑り出しとして上々である。
札幌競馬場の入場人員も前年比を大きく上回り、主催者側も好スタートと言えるだろうが、初日の競馬で残念な出来事もあった。6Rで1位入線したサクラエンブレムの降着は、関係者のほとんどの人が「降着はあり得ない」と、その裁定に疑問を投げかけていた。ジョッキー目線から見ても「内に切れ込んだのは抜け出してから。もし自分が逆の立場だったら、あれで降着にされては納得できない。馬もホワイト騎手も本当に気の毒」との声を多く耳にした。
07年に格付けがパート?国に昇格され、国際的にも価値を高めることになった日本の競馬。レースの格、日本産馬の評価も高まっている中、いつになっても裁定の基準はあいまい。それが改善される気配も全く見えてこない。
ごく一部の人間の勝手なエゴによってファンや関係者を裏切る結果となり、競馬の主役である競走馬の一生をも大きく変えてしまう。このまま信用を失い続けるのは、この業界に携わる立場としても死活問題。主催者らしく自信を持って対応してもらいたい。
(栗東想定班・安里真一)
2010年08月21日
著者紹介
安里真一
1972年2月27日、大阪府出身。B型。栗東想定班。休日返上で意味もなく調教スタンドをうろつく“トレセン命”の男。もちろん裏付けがあるからこそだが、予想は3分、馬券は1分というひらめきで勝負するタイプ。
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