加藤剛史

今週の◎には期待してください

　週末は「米所」新潟に通い続ける生活が続いているが、これまで一切、白米を口にした記憶がない。岩牡蠣、茶豆、ノドグロなど夏の新潟名物は堪能しても、それはただのつまみ。夜は浴びるように日本酒を飲み続け、朝を迎えれば前日の深酒が抜けず、何も口に入れることができない。脳みそが半分溶けた状況でバクチを打っているのだから、酔拳でも会得しない限り、馬券は当たるはずもないが…。

　ただ今年は、数百種類ある新潟の日本酒を数多く味わうことができたので、充実した出張生活を送ることはできている。雪中梅、久保田、越乃寒梅などの有名な銘柄は上質な味わいが染みわたるが、麒麟山、〆張鶴などは喉ごしの柔らかさから、女性にもお勧めできる一品。中でも麒麟山のブルーボトルは、水を飲んでいるかのような透明感が格別。大吟醸としては値段もお手ごろで、おみやげとしても欠かせない代物だ。

　うまいものが多くて、いい女の多い新潟出張もあとわずか。あこがれの“セクキャバ”に足を踏み入れるためにも、モチベーションは高く競馬の予想へ…。今週の◎には期待してください。

（美浦時計班・加藤剛史）

2010年08月25日