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木村拓人
裏函で地道に頑張る若武者
函館開催が終了し、競馬場がトレセン化(通称裏函)して1カ月。ほとんどのジョッキーは開催中の札幌に移り、函館に残って調教をつけているのはほんの数人のみ。移動など利便性を考えても札幌組が多数なのは当たり前だが、そんな中、裏函に滞在しているのが宮崎北斗騎手だ。
デビュー2年目にの愛知杯(セラフィックロンプ)で重賞初制覇を挙げ、昨年は自己最多の37勝と躍進。若手の有望株としてを注目を集めたが、4年目の今年は6勝(5日終了時点)と苦戦が続いている。「このまま新潟で乗っていいのか。同じことをやっていては何も変わらないし、それならと思って北海道行きを決めました」と参戦の理由を教えてくれた。
?なぜ札幌ではなく函館なの??と尋ねると「函館なら騎手が少ないので、多くの陣営の調教を手伝うことができます。ずっと北海道で乗っていた人と比べて騎乗数が少なくなるのは仕方ないけど、ここで得たつながりが生きてくると思ったんです」と先々を見据えて地盤を固めている。
実際に今まで競馬に乗ったことのない陣営の馬で結果も出しており、その成果は徐々に出始めている。「今自分のできることはやっておきたい。毎日の調教は大変ですが、充実してますし、もっとがんばっていきたい」と目を輝かせていた。
若手にとって厳しい環境が続く中でモチベーションを保つのは大変なこと。高い志を持つ若武者の騎乗ぶりに、ぜひ注目していただきたい。
(栗東想定班・木村拓人)
2010年09月11日
著者紹介
木村拓人
1980年9月6日生まれ、宮城県出身。美浦想定班。時間を見つけては北海道から海外へと脚を運び、そのバイタリティは業界随一。2010年3月に美浦から栗東に移ったが、2012年4月から再び美浦所属となり、活動範囲を広げている。得意レースは2、3歳戦。
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