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うれしいクリスタルの飛躍
今年のサマーシリーズも幕を閉じた。夏の思い出と言えば、小倉の夜。普段はトレセンと自宅を往復するだけの毎日なので、ゆっくりと腰を据えて飲めるこの機会はとてもいい気分転換になる。
本業に目を向ければうれしいニュースも。今年のサマー2000シリーズを制したのは、新潟記念で重賞初Vを飾ったナリタクリスタル。デイリーでも“クリスタル、逆転キングだ”と若者には分からないであろうナイスな見出しが躍った。管理する木原師にとっても開業12年目、24回目の重賞挑戦での初タイトル。専門紙に所属しているころからお世話になっているだけに、記者も自分のことのように喜んだ。
夏の上がり馬となったクリスタルだが、「この馬、いいかもしれないよ」と師から聞いたのは、入厩してすぐのこと。その期待に反し、初勝利を挙げるまで5戦を要したのは、いまだ残る?ソラ?を使う癖が影響したからである。能力を発揮できないもどかしさを感じ続けながらも、名手・武豊に競馬を教え込まれ、今年2月の小倉大賞典では繰り上がりとはいえ重賞で連対するまでに成長を遂げた。
力を確信した師は、降級を計算に入れながらサマーシリーズを目標に。その選択が今回の大仕事をやってのける結果となった。前々走の小倉記念(4着)を振り返り、「動きたいところで動けなかったのがすべて」と悔しがったが、「癖を知っているジョッキーで」と新潟記念でも迷わず幸に依頼したのも好プレーだった。
レース後のインタビューでは「最後の直線がすごく長く感じた。心臓に良くないよ」と苦笑いしたが、日本最長の直線659mを制した事実は、大きな自信となったのは間違いない。成長途上の看板馬とのさらなる飛躍が楽しみになってきた。
(関西デイリー・矢野幸一)
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