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竹村浩行
早朝のトレセンには”光り”が足りない
残暑が厳しすぎるということで、美浦では調教時間が1時間早まる異例の事態になった。栗東でも例年なら調教開始は5時→5時半→6時というように段階的に遅くなるのだが、今年は5時半開始に移行することなく、長らく5時開始の調教が続いている。その5時調教も今週がラスト。まだまだ暑さに陰りは見られないだけに、栗東でも何らかの対策がされるかもしれない。
まあ、ファンにとっては何てことのない話題に感じるだろうが、調教担当の記者にとっては深刻な問題。調教時間が5時のままでも、日の出は確実に遅くなる。最近では、開始から40分ぐらいは“真っ暗闇”なのだ。かろうじてゴール前は見えるものの、向正面はおろか、直線半ばでさえ裸眼で確認するのは困難な状況。とにかく動きを確認しづらいのだ。
調教時計はもちろん最重要だが、おいしい馬券につながるかといえば、そうとも限らない。好時計を出した馬は人気になりやすいからだ。時計は平凡でも『ムチ一発に対しての反応』や『瞬間的な伸び』、『フットワークの軽やかさ』などを見極めてこそ“お宝馬”につながるのである。有力新馬がデビューするこの時季ならなおさらのこと。それが困難な状況だけに、他社も含め、少なからず紙面に影響があるのではないだろうか。
双眼鏡で追わなければ調教服も見えづらい状況。これでは調教師でさえも管理馬を探し出すのに苦労しているに違いない。猛暑の中での調教ではすぐに馬はバテてしまう。それは重々、理解しているが、毎年このような状況が続くのはいかがなものか。もう少しライトを増やすなどして対策を取ってもらいたいものだ。今、トレセンには”光り”が足りない…。
(栗東時計班・竹村浩行)
2010年09月16日
著者紹介
竹村浩行
1973年9月19日、神戸市出身。栗東時計班。穴馬券しか買わない破滅型。趣味は釣り(特にバス)、ゴルフ、家庭菜園、そして飲酒。芋焼酎は特に大好物。他社には負けない、レアでおいしい情報を提供していきたい。
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