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石渡重伸

華やかな新種牡馬の裏では

 20日終了現在、23頭がデビューし10頭が勝ち上がっているディープインパクト産駒。対するハーツクライ産駒も18頭がデビューし8頭が勝ち上がり、順当に勝ち星を伸ばしている。テレグノシスは出走頭数が7頭と少ないが、マイネイサベルが新潟2歳Sを制し、初年度から重賞勝ち馬を輩出した。ロックオブジブラルタル、ソングオブウインドも産駒がコンスタントに勝ち上がるなど、今年は例年以上にフレッシュマンサイアーの活躍ぶりが目を引く。

 華々しく産駒がデビューする新種牡馬の裏では、ひっそりと種牡馬を引退する馬もいる。先日発表された10年供用停止種雄馬を見るとサラ系10頭(キングオブダイヤ、コマンズ、セリーセクレタリー、チアズサイレンス、ノーリーズン、ボーナスフィーバー、マチカネタンホイザ、マチカネフクキタル、ミスキャスト、モンテカルロ)、アラブ1頭(トーエイテイセン)が用途変更になっている。

 コマンズはシャトル供用だったため次なる国へ移動。チリへ輸出されたボーナスフィーバーは、ケンタッキーダービー馬フサイチペガサスの弟という血統構成から、海外での需要が見込める。

 この2頭は種牡馬を続けるため、今後も産駒の姿を目にするチャンスはあるが、それ以外の馬の産駒は12年にデビューする2歳馬がラストクロップとなる。何とか残りの世代でその血を継ぐ産駒が現れてほしいものだ。

(美浦時計班・石渡重伸)

2010年09月24日

著者紹介

石渡重伸

石渡重伸

1973年8月21日、青森県出身。美浦時計班。北馬場で馬券になる馬を物色、狙った馬は逃さない―がモットー。追いかけ続けて痛い目に遭うこともしばしばだが…。年を重ねるにつれ、金正日総書記に似てきた?血液型A。