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現場の声をよりライブ感覚で伝えたい

 先日、歌手の浜崎あゆみがツイッター上でソフトバンクのCM出演希望をつぶやき、孫社長が即決したという報道を目にした。新たな情報ツールが続々と登場する昨今。ジョッキー内でも、ツイッターでつぶやく人は多い。情報公開や競馬ファン拡大への試みという意味では、歓迎すべきことだろう。

 一方で、ギャンブル系ならではの問題も少なからずある。「こういうメールが来るとさみしい」と口にしたのは、某トップジョッキー。G?トライアルで人気になりながらも馬券圏内に消え、騎乗内容に対して嫌みたっぷりの意見が来たという。話は馬体重のことなど、騎手の範ちゅう外にまで及んだそうだ。

 記者も競馬担当と同時に、いち馬券ファン。担当前は騎手に対して怒りを感じたことは幾度となくあった。しかし、ファン同様に関係者も悔しい気持ちは同様。レース後の検量室で目を真っ赤にした騎手を取材すれば、じかにその悔しさが伝わってくる。決して手を抜く者はいない。彼らの気持ちを知ってからは、記者自身も心境に変化が生まれたように思う。

 残念ながら、ファンは直接取材をする機会を与えられていない。だからこそ、スポーツ新聞社は現場の声をよりライブ感覚で伝え、共有してもらう必要がある。そうすれば、前述した心ない書きこみも減るであろう。ファン、関係者のために、今後も伝えるべきことをしっかり伝えられるよう努力したい。

(関東デイリー・豊島俊介)

2010年10月05日