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安川時男
心中を察するあまりのマスコミ不信
水曜の午前7時半過ぎ。古賀慎厩舎を訪れると、師が満面の笑みでテレビ局のインタビューを受けていた。“マジかよ”という思いと“良かった良かった”という安堵(あんど)感でまずは一件落着。収録が終わるのを待つ間、マイクに声を拾われないよう、お行儀良く見守った。
実はこの3週間ほど、古賀慎師はちょっとしたマスコミ不信に陥っていた。これは一部スポーツ紙がサンテミリオンの乗り代わりを先行して記事にしたため。藤沢和厩舎の調教助手時代から通じて10数年も懇意にしてもらっているが、ナーバスになっている師を初めて見た。厩舎スタッフも驚くほどのけんまくだったようだ。
「病床で苦しんでいる人間が、それを目にした時にどう思うか考えたことがあるのだろうか…。新聞記者は書くことが仕事だとはいえ、人としていかがなものかな」と横山典騎手の心中を察するあまりの言葉だった。
おちゃめで冗談好きな師が帰ってきた。「馬三郎は取材拒否!」と言われ理由を聞くと「3分遅れてきたから」ですと。
肝心のサンテミリオン。「テレビクルーが馬房をのぞいても、カイバおけに顔を突っ込んだまま。精神面はいい意味で春と変わらない」と師。オークスで差し返しに行った勝負根性を、秋も見せられるか。
(美浦想定班・安川時男)
2010年10月15日
著者紹介
安川時男
年に2カ月の北海道出張を生きがいに、美浦では坂路、北馬場、南馬場と老体にムチ打ち自転車を駆る日々。コメントの内容よりも話し手の表情を重視。来ない穴馬券は昨年限りで買わないことにした。広島県出身、A型のおとめ座。
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