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石渡重伸
激しい競馬が福島の良さなのに…
先週から始まった秋の福島開催。春3週間、秋5週間という変則的な開催にもすっかりと慣れ、秋の味覚を堪能すべく毎週の通い出張を楽しみにしている。
これまでの福島といえば小回りコースということもあって、典型的な先行馬有利の競馬場という認識があった。ところが今年に入ってから様相が一変。特に芝のレースは傾向が顕著に変わっている。
先週、芝は土日で13鞍。その内、逃げ切ったのは土曜4Rカシノネロ、日曜12Rクロワラモーの2頭のみ。2着を含めても土曜1Rトウカイギアーが加わるだけで、連対馬はわずか3頭。開幕週でこの数字は正直驚かされた。しかも福島では滅多にお目にかかることのないレース上がり34秒前半という数字を2度も見ることに。福島民友Cは短距離のOP戦だっただけに、速い時計の決着も納得できるが、日曜12Rの奥只見特別は500万戦。レース上がり34秒2でクロワラモーが逃げ切ったが、3着のフラッパーウィングは上がり33秒3という、これまでの福島では考えられない数字をマークしている。
絶好の馬場状態でスローの瞬発力勝負。正直、福島でこんな競馬は歓迎しない。小回りコース特有の激しい競馬こそローカルの醍醐味(だいごみ)ではなかろうか。残り4週間、福島らしい競馬を期待している。
(美浦時計班・石渡重伸)
2010年10月28日
著者紹介
石渡重伸
1973年8月21日、青森県出身。美浦時計班。北馬場で馬券になる馬を物色、狙った馬は逃さない―がモットー。追いかけ続けて痛い目に遭うこともしばしばだが…。年を重ねるにつれ、金正日総書記に似てきた?血液型A。
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