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工藤修
師匠と弟子の深いきずな
「先週から調教に乗っていて、多くの視線を感じるんですよね」と話をしてくれたのは“ブシ”こと武士沢騎手。というのは、着慣れた中野渡厩舎(10月20日で勇退)の厩舎服ではなく、黒いジャンパーで調教をつけているからだ。
確かに、我々も記者席で『赤胴に袖青』の服を着て追い切っている騎手=武士沢と違和感なくチェックしていた。それは一緒に朝の調教で馬場入りしている調教助手、騎手の皆さんも同じで、ブシといえば“赤+青”と認識されていた。
事実ひと息入れているブシが「黒色を着ているから、誰だか分からなかったよ」と声をかけられているのを数回聞いている。それに対してブシは「先生も勇退されたし、心機一転の意味でもこれにしたんですけれどね」と話していたが、着ているジャンパーのジッパーを少し下げるとそこには『赤胴に袖青』の厩舎服がチラリ。そして「厩舎がなくなって誰も(中野渡厩舎の服)を着れないんですからね。でも、フリーとなった僕なら問題ないわけだし、できればこの色を継承していきたいんですよ」と真剣な表情で話した。
騎手候補生時代から、厳しさと愛情で導いてくれた師匠。その恩を片ときも忘れたことがないからこそのエピソードだろう。師匠と弟子のきずなの深さに胸を打たれた。
(美浦想定班・工藤 修)
2010年11月05日
著者紹介
工藤修
美浦想定班。身に覚えのある5年生存率77%というデータを常に頭の隅におきながらも、節制生活ができず日夜おびえている快楽主義者。予言らしき言葉を発すると、それに反して真逆なことが起きることで定評。神奈川県出身、B型。
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