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鶴谷義雄
胸騒ぎがした不審なしぐさ
休日だった先週の日曜日は、孫の七五三でお宮参りをさせてもらった。注目のエリザベス女王杯はテレビ観戦。それにしても、スノーフェアリーの内を突いての一気の強襲には驚かされた。やはり英・愛オークス馬の実力はダテではなかった。
会心の勝利に、喜び勇んで引き揚げてきたムーア騎手。ただ、調教助手が本来なら後検量の重量に含まれる上腹帯(鞍を固定するための器具)を外す不審なしぐさをカメラが追っていた。
何か胸騒ぎがした―。そういえば、斤量で泣かされたことがあった。11年前、シンコウシングラーが緑風Sで1着に入線。しかし鞍下のマットを忘れて斤量が軽くなり、失格になった。斜行などと違い、全くファンには関係ない出来事。「50万円の制裁だったが、本当にファンに悪いことをした」と栗田師はしきりに頭を下げていた。それからはバレットが目を光らせ、スムーズに行われている。
今回のムーアの件は、JRAの職員も目撃しており、表彰式終了後に事情聴取が行われた。「イギリスではごく軽い装具は、後検量の前に外すことがある。私の不注意、今後気をつける」ということで厳重注意処分にとどまり、事なきを得た。
命の次に大事なお金(馬券)。ファンに関係ないところで、被害を受けるのはご免被りたい。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2010年11月19日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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