1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

妹尾和也

奇跡を起こせ!?マイナー新種牡馬

 今年の新種牡馬といえば、ディープインパクト、ハーツクライのエリート2頭が注目を集めているが、個人的に注目しているのがウォーターリーグだ。と言ってはみても、おそらくほとんどの人は種牡馬入りしたことすら知らないだろう。

 ざっとプロフィルを紹介すると、デヒア産駒の外国産馬で現役成績は20戦6勝。01年のユニコーンSで4着に入ったのが目立つ程度だ。しかし、脚元の不安と戦いながらもキラリと光るパーフォーマンスを見せており、潜在能力はかなりのものがあったと確信している。

 大繁栄しているSS系を筆頭に、ライバルの多い芝路線でマイナー種牡馬がはい上がるのは不可能に近い。しかし、ダートに特化した種牡馬は一時期より手薄で、1頭でも大物が出ればチャンスの芽は出てくる。

 父の名を上げる期待ができそうなのが、10月10日の2歳未勝利戦(京都ダート1400m)を1分24秒9の好タイムで快勝したウォータールルドだ。前走の黄菊賞では見せ場がなかったが、ダート路線ならオープン、あわよくば重賞路線でも活躍できるのではと期待している。

 初年度産駒はわずか5頭で、1歳が3頭、当歳は1頭と種牡馬生命は風前の灯。孝行息子の活躍で、ウォーターリーグの潜在能力がクローズアップされる日をひっそりと願っている。

(編集部・妹尾和也)

2010年11月29日

著者紹介

妹尾和也

妹尾和也

1981年12月7日、岡山県出身。編集部。全レース全力投球がモットーで、馬三郎きっての馬券好きを自任するが、年間購入金額>年収は病気だと耳の痛い指摘もチラホラ。未勝利、500万など下級条件の攻略は自信あり!