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鶴谷義雄
よき時代の話に花が咲いた送別会
競馬の社会もここ数年、「格差」が急激に進んできた。定年を迎える前に、勇退を希望するトレーナーも増えてきた。先月の24日に、中野渡清一調教師の送別会が美浦トレセン近くの割烹料理屋で行われた。岡部幸雄元騎手、本間調教師を中心に懐かしい顔が集まった。よき時代、昭和の競馬の話に盛り上がり、非常に楽しい時間を過ごさせてもらった。
定年まであと1年を残す69歳で引退。騎手時代566勝を挙げたが、何といっても8戦無敗のマルゼンスキーが、オールドファンには懐かしい。確か4戦目の朝日杯3歳Sだった。6頭立てで断然人気のマルゼンスキーを外して、ほかの5頭の単勝を買って記者席で構えていた。ハナを切る怪物に、4コーナーでヒシスピードが接近。内心、心が躍った。しかし、直線であっという間に突き放されて、大差のレコード勝ち。ここまで打ちのめされると、ショックが笑いに変わっていた。それを伝えると「それもいいんじゃないの、競馬だもの」と、さらり。
青森生まれで、民謡のうまさには定評がある。それに盆栽と酒。趣味が多彩なだけに、老後は退屈しないはず。またうまい酒を飲みたいもの。お疲れさまでした。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2010年12月02日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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