松永篤

まだ間に合う!?ＰＯＧ推奨馬

　今年は５月に『ＰＯＧ虎の巻』を発売したこともあり、２歳馬情報網を例年以上に張りめぐらせていた。金曜に「追加ゼッケン」と呼ばれる資料を入手し、入厩情報をチェックするのが週末の日課となっている。

　ＰＯＧ指名の期限が年末まで（携帯サイトの馬三郎ＰＯＧも同様のルール）という方もいると思うが、筆者もそのひとり。締め切りが迫り、最近はチェックに余念がない。ということでデビューのスタンバイが進みつつある期待馬たちを何頭か紹介したい。

　田村厩舎にはマチカネゲンジの異父弟で、ネオユニヴァース産駒のラシアンウッズが入厩。師は「年明けあたりを目標に、焦らずじっくり。バランスが取れていて、これは走ってくる」と期待を寄せている。

　虎の巻で『ゼンノロブロイの隠し球』として紹介されたフェルナンディーナの08牡馬。ＨＢＡトレーニングセールで１Ｆ10秒99の好時計を叩き出し、注目を集めていた。その後の情報が途切れていたが、先月、牧厩舎に入厩。エクスプレミオンの名で登録され、中山最終週の芝1600ｍか、芝2000ｍを目標に乗り込まれている。

　小島太厩舎にはアルベルティが（牡、父メディシアン）先日、再入厩。ダーレーＪＦの生産馬で、立ち姿からも大物感が漂っている。

（美浦想定班・松永　篤）

2010年12月03日