1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

森岡健一郎

音無厩舎“常勝”の秘けつ

 この時季になるとリーディング争いがし烈になってくるのだが、今年はどうも盛り上がりに欠ける。というのもトップを走る音無厩舎が独走状態に入っているからで、1カ月で7勝差を逆転するのは至難の業と言えるだろう。

 ただ、これだけの差があっても指揮官はライバルの動向が気になるようで「藤沢さんのところが栗東に何頭か滞在させているし、今週から大攻勢をかけてくるみたいだからね。まだまだのんびりしていられないよ」と気を引き締めていた。その一方でスタッフはというと「今週も勝てそうな馬が何頭かいるし、これから毎週1つか2つ勝っていけば、ほぼ間違いないでしょ」とこちらは早くも勝利を確信している様子だった。

 それにしても、毎年40勝近くの勝ち星を挙げるこの厩舎。?なぜここまで勝ち続けることができるのか??。その秘けつを中原助手に聞いてみた。「ダノンヨーヨーやエノク、重賞を勝ったドモナラズなど古馬になってから成績が上がっているように、早い時期に無理をさせていないことが一番の要因だと思う。放牧に関しても、余裕残しで出しているから短い期間でもリフレッシュされて、いい状態で厩舎に戻ってくる。こっちも仕事がやりやすいよ」とこっそり教えてくれた。

 年末の大一番はもちろんのこと、まだまだ駒がそろっているだけに、残り1カ月でどこまで数字を伸ばせるか、今から楽しみだ。

(栗東想定班・森岡健一郎)

2010年12月04日

著者紹介

森岡健一郎

森岡健一郎

1975年11月22日、滋賀県出身。栗東想定班。馬三郎スタッフでは1、2を争う地味なキャラクターを自任するが、腹黒さとなると…。妻よりも馬券が好きな2児のパパ。好きな言葉は「金」。血液型B。