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石堂道生
ファンから審議の青ランプ
“今年の競馬会を、漢字一字で表すなら何だろう?”。世相と同様にネガティブな言葉しか思い浮かばないのは悲しい限りだが、それを象徴しているのは、やはりジャパンCの1着降着だろう。今さら蒸し返すのも何だが、競馬人気の低迷に拍車がかかる問題のひとつには違いない。
ブエナビスタのコース取りは、確かにフェアではなかった。ただ、他馬と比べても勢いの違いは歴然で、もしあの斜行がなければローズキングダムが勝っていたのか…と考えると、疑問符が付く人も少なくないはず。それにヴィクトワールピサも外に入ってきており、ブエナビスタだけが降着になるとは正直思わなかった。その審議も長時間に及んでファンのいら立ちをあおり、不信感が募るのは当然だったかもしれない。
ある調教師は「そもそも降着に対して基準が明確にされてないのが問題。この件だけに限らず、他の審議でもそれがセーフで何でこれがアウトなの?っていうことがありますからね」と苦言を呈する。
日本競馬が『パート?国』に昇格してから3年。来年からレースでのムチの使用制限が、国際基準に沿ったものになることは望ましいが、馬券が売れてこその競馬。このままではファンから審議の青ランプがともる日もそう遠くはない。
(美浦時計班・石堂道生)
2010年12月10日
著者紹介
石堂道生
1983年2月12日、大阪府出身。08年より美浦時計班、南馬場担当。模索しながら行き着いた予想スタンスは追い切り重視。自分の目と直感のみを信じて、後悔しない馬券しか買わない。次世代TMの若きエースの座を狙う。
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