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森元要輔

しびれるような“好プレー”がたまらない

 「何がきっかけでこの業界に入ってきたの?」 記者の先輩や厩舎関係者の方によく聞かれる質問。同世代の回答は大抵
 ?馬券が好きだから
 ?馬が好きだから
 ?血統が好きだから
の3タイプに分かれる。筆者のように?騎手に魅せられて?というのは、明らかに少数派だ。

 そんな人間だけに、いまだに騎手を中心にレースを見てしまうことが多い。だから一番好きな競馬場は中山競馬場。トリッキーなコース形態のため、紛れが多く、騎手の技比べを存分に堪能できるからだ。

 今開催もしびれるような好プレーに遭遇した。それは5日の12R。セイウンジャガーズに騎乗した柴田善Jは、終始内ラチピッタリを回って直線へ。そこから完ぺきに馬群をさばいてゴール寸前で?鼻差?差し切って見せた。もちろん馬の力があってこその芸当で、運も味方につけたのは事実だが、すべての判断が的確で、素晴らしかった。まだ見ていない人はぜひともVTRを見て堪能してもらいたい。

 今年も押し迫ってあと2週。あといくつのスーパープレーが見られるだろうか。願わくば、ジョッキーの判断が大きく勝敗を左右する有馬記念は、日本人騎手にホームの意地を見せてもらいたいのだが…。

(美浦時計班・森元要輔)

2010年12月17日

著者紹介

森元要輔

森元要輔

 美浦時計班。愛称は「ブタ」で25年間通ってきたが、最近は田中将大に似ていると言われるように。ようやく人として認められたようだ。他人より食費がかさむため毎日が正念場。天才タイプに出なかった、残念タイプのAB型。