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一瀬正人

来年のリーディング争いが楽しみ

 レーヴディソールの完勝劇で幕を閉じた今年の阪神JF。結果的に馬の能力が抜けていたとはいえ、忘れてはいけないのは福永騎手の好騎乗。派手さはなかったが、4コーナーを回った時に勝ちを確信したほどのそつのない騎乗で、とりわけインタビューは印象的だった。

 「ようやく一人前の騎手になれました」…07年のオークス以来、G?を勝っていなかったため、この自信に満ちあふれたコメントは少し意外だった。そして「結果を出し続けて、競馬界の顔になる」とも。06年にフリーとなり、今年は05年以来となる年間100勝を達成。武豊騎手、岩田騎手がケガをしていたとはいえ、あと1週を残して、初の関西リーディングはほぼ当確。その結果を残せたことが、こういうコメントにつながったのだろうと思う。

 外国人騎手の活躍が目立ち、今年ほどリーディング争いに変化があった年は記憶がない。年齢的に世代交代と言うにはちょっと違う気はするが、関西リーディングとして来年は迎え打つ立場。そこに武豊騎手らベテラン勢がどう巻き返すのか…。戦国時代に入った来年のリーディング争いは、さらに面白くなりそうだ。

(編集部・一瀬正人)

2010年12月20日

著者紹介

一瀬正人

一瀬正人

1982年10月2日、大阪府出身。つい最近、編集部の最年少を脱却。グラスワンダー産駒を応援する馬三郎唯一の(?)ロマン派を自負するも、一緒にコピー業務など、雑用からもおさらばしようと試みるしたたかな性格。馬券はオッズ重視の中穴党。