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広がる騎手の格差

 20日付を持って、8人の騎手が引退した。栗東では7人。金折知則(33)=松元、菊地昇吾(35)=本田、北村浩平(26)=須貝尚、生野賢一(26)=音無、田島裕和(44)=藤沢則、仲田雅興(32)=藤岡健、船曳文士(24)=藤原英。年齢を見ると、働き盛りや、伸び盛りの時期でもある。

 長引く不況の影響もあり、来年度から厩舎制度の改革で、ひと厩舎あたりの人員削減、所属騎手の待遇が変わるなど、騎手を取り巻く環境は厳しい。また、最近は短期免許で多くの海外一流騎手が来日。一部のトップジョッキーたちが100勝を達成する中、中堅、若手の騎乗機会が減っているなど、“格差”は広がっている。

 勝負は強い者が生き残る世界なのは分かっている。ただ、このままではJRA所属の騎手層が薄くなるだけではなく、全体のレベルアップも図れなくなる。競馬界全体で騎手を育てることを考えないといけないのではないだろうか。

(関西デイリー・中江寿)

2010年12月21日