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安里真一
現在の裁定制度はもう限界!?
先週の朝日杯FSの裁定について、疑問を抱かずにはいられない。
4コーナーで勝ち馬グランプリボスが外のアドマイヤサガスを圧迫し続け、結果アドマイヤは立ち上がる不利。完全に致命傷となった。その事象は後続馬にも影響するもので、決して被害は少なくなかった。
ジャパンCのスミヨンは、内に切れ込んだのを修正せずに斜行したことが理由で走行妨害。当人には当人なりの言い分もあるだろうが、不注意で妨害したことに変わりはなく、騎乗停止もやむなしの制裁。今回のデムーロは、入るべきではないスペースを故意に、しかも執ように狙い続けた確信犯。自分の目にはかなり悪質な騎乗に見えた。だが、制裁は過怠金10万円。なにもやみくもに騎乗停止にしろとは思わないが、「日本では被害の程度を重視する」と審判部が語ったジャパンCから3週間後のこの裁定。いつまでたっても基準があいまいで、腹立たしさを覚えてしまう。
ある騎手が、レース終了後、検量所に戻って来るなり、「オメエら、どこ見てんだよ。審議ランプぐらいつけねぇか」と怒鳴っていた。なんともバツの悪そうな裁決委員の方々。そう言われるレベルの低さも問題だが、そんな口をたたかれる威厳のなさが最も深刻な問題だ。馬乗りを経験したことがない人、レースを経験したことがない人がジャッジをしている現実。もう限界にきているのではないだろうか。
(栗東想定班・安里真一)
2010年12月22日
著者紹介
安里真一
1972年2月27日、大阪府出身。B型。栗東想定班。休日返上で意味もなく調教スタンドをうろつく“トレセン命”の男。もちろん裏付けがあるからこそだが、予想は3分、馬券は1分というひらめきで勝負するタイプ。
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