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石渡重伸

2011年も2頭から目が離せない

 2010年のファーストシーズンサイアー争いは、ディープインパクトが2位ハーツクライを大きく引き離しタイトルを奪取した。74頭がデビューし34頭が勝ち上がり41勝。出走回数がスバ抜けて多いことは確かだが、裏を返せばタフさや丈夫さの証明でもある。

 暮れにはダノンバラードがラジオNIKKEI杯2歳Sを制し、重賞初Vを達成。その他にも朝日杯FSの2、3着馬リアルインパクト、リベルタス、ラジオNIKKEI杯2歳S3着のコティリオンなど、クラシック路線をにぎわせそうな素質馬がそろっている。1勝馬の中にも飛躍が期待できる馬がおり、今年も目が離せない。

 2位のハーツクライは50頭がデビューし、16頭が勝ち上がり18勝。晩成傾向が強く、距離が延びてから真価を発揮するとみていただけに、2歳戦からこの数字を残したことには正直驚かされた。

 主な産駒は東スポ杯2歳S2着のリフトザウイングス、デイリー杯2歳S3着のメイショウナルト、ラジオNIKKEI杯2歳S4着のウインバリアシオンなど。重賞タイトルには手が届かなかったものの、産駒は奥の深さを感じさせる。

 今年はこの2頭に注目して、総合サイアーランキングをどこまで上げるのか注目したい。

(美浦時計班・石渡重伸)

2011年01月04日

著者紹介

石渡重伸

石渡重伸

1973年8月21日、青森県出身。美浦時計班。北馬場で馬券になる馬を物色、狙った馬は逃さない―がモットー。追いかけ続けて痛い目に遭うこともしばしばだが…。年を重ねるにつれ、金正日総書記に似てきた?血液型A。