石堂道生

今年は“婚活”に力を入れようと思っています

　先日、新聞の記事で『新成人の交際経験の比率』という見出しに思わず目が止まった。新成人男女８００人を対象に行われたそうだが、「過去に交際経験がない」と回答した人が全体の45・３％で、「現在、交際相手がいない」と回答した人が全体の77・０％という高い数字。特に男性に限ると83・７％という驚くべき数字であった。いわゆる“草食系”と呼ばれている「受け身な恋愛」を象徴する結果なのだろうが、さすがに８割超えはビックリだ。

　これを美浦支局に置きかえて調べてみると、筆者を含めて１６人いる支局員の約半分が独身ということが判明。競馬サークルは断然の男社会であるため、まず出会いなんてものはなく、コンパや飲み会、人からの紹介などを当てにせざるを得ない状況である。なかにはストリートナンパを果敢に行う強者もいるが、結果が付いてきていないのが現状だ。

　競馬記者の傾向として、若いうちに交際相手がいないと厳しく、歳を重ねるごとにチャンスは失われていき、寂しい晩年を迎えている。三十路まであと２年と迫っているだけに、本格的な婚活作業に力を入れていこうと改めて思っている。「オレは結婚できないんじゃない！しないんだ！！」と悲痛とも言える叫びを上げているベテランＫ記者のようにならないためにも…。

（美浦時計班・石堂道生）

2011年01月12日