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コラム

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工藤修

上位10頭はすべて馬券を買ったことがある…

 気がつくと馬券を買い出してからすでに30年以上の月日が流れている。今年も金杯から競馬場での勤務が始まり、例年通り長くて寒い1月の仕事に、またも愚痴をこぼしたりしている。まあ長いとは言っているが、ある意味ではあっという間…。ほとんど人間的に進歩した感じはないのだが、先日、「競馬が大きく変わってきたんだな」と感じる記事を見た。

 それはJBIS発表の2010年のJRAサラブレッド全馬のリーディングサイヤーランキングである。

 ?キングカメハメハ
 ?フジキセキ
 ?シンボリクリスエス
 ?クロフネ
 ?マンハッタンカフェ
 ?アグネスタキオン
 ?スペシャルウィーク
 ?サクラバクシンオー
 ?ネオユニヴァース
 ?ジャングルポケット

 これが1位から10位になるが、すべて馬券を買った記憶のある馬たちである。サンデーサイレンスの死去から何年も過ぎているので、数年前からそうだったのかもしれないが、リーディングサイヤーといえば、テスコボーイと一緒に競馬を覚え始めた世代にとっては本当に衝撃的なことだ。

 当時は内国産種牡馬で上位に健闘していたのはアローエクスプレスぐらいで、上位はほとんどが外国産種牡馬だった。馬券を獲りたい一心でプリンスリーギフト系、ネヴァーセイダイ系など、サイアーラインをたどり血統をかじったころとは、まさしくこれが「隔世の感」と言えるのだろう。

 そういえば『内国産限定レース』がなくなってかなり経っている。いかに時代の流れを気づかず、お気楽に生活をしてるいるのかがわかった。進歩がないのは当然のことなのかもしれない。

(美浦想定班・工藤 修)

2011年01月23日

著者紹介

工藤修

工藤修

美浦想定班。身に覚えのある5年生存率77%というデータを常に頭の隅におきながらも、節制生活ができず日夜おびえている快楽主義者。予言らしき言葉を発すると、それに反して真逆なことが起きることで定評。神奈川県出身、B型。