1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

横山典騎手から学んだ“プロ意識”

 10年度を振り返るラストイベント、JRA賞授賞式が1月24日に行われた。体調不良のため欠席ではあったが、横山典弘騎手は最高勝率騎手を受賞。JRAリーディング(公営競馬の成績も含めると内田博幸騎手が1位)も初めて獲得した。「いろいろあったけど、内容的にも悪くない1年だった。まあ手帳の裏に名前が1回くらい載る(過去の最多勝利騎手はJRA手帳のデータページに記載される)のもいいだろ」と以前、雑談した際には笑顔を見せていた。

 “いろいろ”とは言うまでもなく9月26日の落馬事故(頭蓋骨骨折)。この一件を振り返り、彼はこう口にしている。「自分の中では避けられる事故だったと思っている。考えてみれば、紫苑Sの除外(クリスティロマンスが他馬に蹴られて競走除外)のころから集中力がなかった気もするんだ。蹴った馬は自分も前に騎乗したことがあって、気性的に危ないと知っていた。本当に集中していれば、近くには行かなかった」。

 北海道帰りで疲労があり、当時は集中力が途切れがちだったという。物事を偶然で片づけることなく、自己責任として受け止めるプロ意識が彼をトップまで押し上げたのだろう。記者は馬券がハズれるたびに現実逃避を繰り返す30歳。今年こそは自分の予想、馬券としっかり向き合い、そして成長を遂げていきたい。

(関東デイリー・豊島俊介)

2011年02月01日