塩手智彦

障害レースの予想が絶好調!?

　最近、障害戦の予想が好調で、これまで以上にジャンプレースに魅力を感じています。特に好きなのが障害未勝利戦。平地でなかなか勝ち切れず障害戦で新境地を開く馬。平地で実績を残したあと、やや頭打ちになって障害でひと花咲かそうと移ってくる馬。地方から転入してきて障害入りする馬など、さまざまなキャリアの馬が集まってくるので、難しい反面、自分の色や考え方を出せるレースです。

　先週の東京で障害未勝利戦を快勝したメジロラフィキも、池江郎厩舎に在籍している時から注目していた１頭。初戦から“狙い”と思っていた私は迷わず、菅原調教師、五十嵐騎手に取材に行きました。陣営の感触はかなり良く、紙面でも◎を進呈。結果もその通りになり、とても満足しています。

　世間的にはなかなか注目されにくい障害レースですが、それだけに勉強して開拓する余地がまだまだあり、好配当にありつけることも結構あるものです。今後もバッチリ予想を当ててみなさまのお役に立てるように、厩舎取材をより一層頑張りたいと思います。

（美浦想定班・塩手智彦）

2011年02月02日