林慶樹

胸が高鳴る世界頂上決戦

　まずはこの場を借りてアジア杯を制したサッカー日本代表の選手、およびスタッフの方におめでとうと言いたいです。大会を通してレフェリングとラフなコンタクトに苦しめられただけに、表彰式で優勝カップを掲げる光景はとても感動的でした。

　深夜帯に行われたにも関わらず、決勝の平均視聴率は関東地区で33・１％、関西地区で33・５％と驚異的な高視聴率をマーク。個人的にはテレビの前で日本代表にエールを送ったファンが１人でも多く、Ｊリーグの観戦にスタジアムへと足を運んで、日本代表だけでなく日本サッカー全体を盛り上げてもらえればと思います。

　こうして見ると?日本代表?が世界に挑むという構図は競技を問わず、常に興奮するものだと再認させられます。もちろん競馬界にも世界に挑む優駿とホースマンがいます。今年上半期の目玉は何と言っても「ドバイワールドカップ」でしょう。３月26日にＵＡＥのメイダン競馬場で行われる世界最高賞金をめぐる戦いに、日本からはブエナビスタとヴィクトワールピサの２騎が参戦を表明しています。同レースには昨年のエリザベス女王杯を圧勝したスノーフェアリーも出走を予定しており、日英の歴史的名牝の追い比べを想像するだけで胸が高鳴ってきます。レース当日が待ち遠しいです。

（栗東時計班・林　慶樹）

2011年02月03日