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藤田浩貴

“芦毛の怪物”になり得る快速馬

 シルクロードSでジョーカプチーノが見せたパフォーマンスは衝撃的だった。昨秋のマイルCSで本命に抜てきしてからひいき目で見るようにはなっているが、同馬の底力を再確認させられた。

 ゲート内で後ろにもたれて出遅れた時点で万事休すかと思えたが、鞍上が慌てることなく、折り合い重視に切り替えると、直線は天性のスピード能力が爆発。メンバー最速の上がり32秒6で差し切ってみせた。馬場状態などに助けられた面はあるものの、トップハンデの58キロを背負っており、何より評価したいのがその適応能力。並の馬は逃げる競馬を続けていると、いざ後手に回った時には対応できずに終わってしまうもの。ましてやペースが違えばなおさらだが、そんな様子はみじんもなかった。厩舎コメントなどでも見かける「スピードの違いでハナに立っているだけで、控える競馬もできる」ということだったのだろう。

 現在のスプリント、マイル路線は確固たる中心馬が不在。両カテゴリーの主役を張るだろうし、個人的には?芦毛の怪物?と言われるまでになる存在だと思っている。

 また強調したいのが非社台系で、鞍上も萌黄賞以来、藤岡康太騎手が主戦を務めているということ。昨今はミスをしなくても外人やリーディング上位騎手への乗り代わりが当たり前だが、競馬を盛り上げるには名コンビが必要不可欠。そういった意味でも馬券抜きで応援していきたい。

(栗東想定班・藤田浩貴)

2011年02月05日

著者紹介

藤田浩貴

藤田浩貴

1982年4月12日生まれ、埼玉県出身。栗東想定班。どうにか楽に金を稼げないものか暗中模索の日々を送っている。平日は証券、週末は馬券と二足のわらじで奮闘中。この仕事をしていながらも馬券の決め手は時計でも取材でもなく血統。血液型O。