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竹村浩行
心の底から熱くなる戦いを
八百長疑惑で大揺れの日本相撲協会。私も若いころは麻雀やトランプゲームで少しばかり八百長(イカサマ)をやっていたが、そんなカワイイものとはわけが違う。石原都知事など「あんなものは昔からあったこと。歌舞伎の見得(みえ)を堪能するみたいにだまされて見て楽しんでいればいい。そういうものだよ、相撲とは」とバッサリ切り捨てた。
しかし、過去の八百長裁判において、ことごとく勝利し、高額の賠償金を手にしてきた相撲協会。ファンの多くは真剣勝負だと信じているに違いない。スポーツや格闘技などにとって特に言えることだが、レベルの高いもの同士が全力でぶつかるからこそ、人は感動し、魅了される。深夜にも関わらず、驚異的な視聴率を叩き出したサッカーアジア杯が、そのいいお手本だ。この先、相撲界がファンの信頼を取り戻すのは、並大抵のことではない。
競馬にはもちろん、八百長はない。なぜなら、馬を完璧にコントロールすることなど不可能といえるからだ。しかし、心の底から熱くなれるレースは年々、少くなっている気がする。これにはさまざまな要因が考えられるが、海外への挑戦が増え、日本の有力馬が分散化しているというのもひとつの理由だと感じる。
G?レースの数は増える一方だが、強い馬が集まらなければ値打ちはない。外国馬を招待するにしてもそうだ。賞金面などでいろいろと工夫をしているのは分かるが、開催日時そのものが壁になり、日本遠征を断念している陣営もいる。ようやく日本も世界レベルの馬を多数輩出できるまでに成長した。それだけに今後は、海外の競馬界と融合した番組づくりというのも、必要なのではないだろうか。
(栗東時計班・竹村浩行)
2011年02月10日
著者紹介
竹村浩行
1973年9月19日、神戸市出身。栗東時計班。穴馬券しか買わない破滅型。趣味は釣り(特にバス)、ゴルフ、家庭菜園、そして飲酒。芋焼酎は特に大好物。他社には負けない、レアでおいしい情報を提供していきたい。
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