1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

赤木俊介

売り上げ増にはファンが納得するレースが必要

 先週のきさらぎ賞を見て、ファンの方々はどういう感想をお持ちになっただろうか?。筆者の感想はひと言。?興ざめ?である。

 レースは戦前の予想通り、リキサンマックスの単騎逃げ。後続を引き離す大逃げの形になったが、実際のラップを見ると5F通過が60秒2で、前後半の3Fが35秒3―35秒4と全くの平均ペース。そうなると大きく離れた2番手以下はかなりのSペースということになる。豊富なキャリアと実績を誇るジョッキーたちになら、スローペースというのはすぐに分かるはず。それなのに早めに動いて勝負に出たのはトーセンラー騎乗のデムーロだけで、それ以外は全く動こうとしなかった。結果はご存じの通り。これにはジョッキー側にもいろいろと言い分があるかもしれないが、こういったレースは今回に限ったことではない。 

 最近は有力馬に外国人騎手が騎乗するシーンをよく目にするが、今回のレースを見れば納得せざるを得ない。一戦一戦に対する意識が違うと言われても仕方ないだろう。

 不況やレジャーの多様化により、売り上げは低下する一方。厳しい状況を打破するためには、何よりも目の前の一戦をファンが納得し、見応えのあるレースにすることが必要不可欠ではなかろうか。心の底から熱くなり、何度でも見たいと思えるレースが展開されることを切に願う。 

(栗東想定班・赤木俊介)

2011年02月12日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O