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玉川祝

次代を担うスタージョッキーを育てなければ…

 有馬記念で1?3着を独占したように、現在は「外国人騎手の時代」になっている。今年に入っても、その勢いは止まるどころか増すばかり。14日終了現在、来日している4人の騎手で計39勝…。貴重なジャパンマネーが海外へ流出していることになる。

 先日、某中堅騎手Aと話していると「日本のトップジョッキーと比べて、技量は大きくは変わらないと思うけど…」と苦虫をかみつぶすように話していた。ただ、リスポリだけはちょっと違うようで「最初にその騎乗を見た時、衝撃を受けた」という。詳しく聞いてみると「鞍はまりがとにかく素晴らしい」らしい。野球に例えれば、「日本のプロ野球にバリー・ボンズ級の外国人選手が入った感じかな」と表現していた。

 世界の一流騎手を集めているのだから今の活躍は納得できるが、その一方、この先このままでいいのか?…という疑問も残る。日本のトップジョッキーは40歳以上が多く、常識的に考えて、現役でいられるのはあと5?6年といったところだろう。それだけに、多くの優秀な後継者を育てなければいけない時期でもある。

 大相撲の凋落ぶりはご存知の通り。もちろん世間を騒がしている「八百長問題」なども影響しているだろうが、「若貴」が引退して外国人力士が上位を占めるようになってから人気が下降し始めたのもまた事実。これとダブッて映るのは筆者だけだろうか?

 日本人は何だかんだと言っても「愛国心」の強い人が多く、外国人はスパイス的な活躍では喜ばれるが、主食となっては飽きられる傾向にある…というのが筆者の持論である。ただでさえ、馬券の売上げが落ちている時代。これに拍車がかからなければいいが…。

(美浦想定班・玉川 祝)

2011年02月16日

著者紹介

玉川祝

玉川祝

1962年7月16日生まれ、東京都出身。美浦想定班。現場取材を開始してはや20年。築き上げた人脈を駆使して毎週当たり馬券を探し続けている。パチンコ、パチスロも愛し、日々がギャンブル。むろん収支は大プラス。血液型A。