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鶴谷義雄
最後の年に再びクラシックの夢を
先週のデイリー杯クイーンCの予想は、デルマドゥルガー◎(3着)、勝ったホエールキャプチャは○、ダンスファンタジアは▲(6着)だった。
取材の段階で感触が良かったのが、勝ち馬ホエールキャプチャ。しかし、人気を考えてひねった予想にして、悔やまれる結果となった。週中の取材で“1頭(ダンスファンタジア)強いのがいるが?”と田中清師に振ると、真顔で「何を言っているんだ。現に阪神JFで負かしているんじゃないか」と意気込んだ。なるほど、追い切りに関西から池添を呼んで万全の態勢。人気(配当妙味)だけで割り引いたのは、軽率だった。
担当している蛯名厩務員は、昭和45年の桜花賞馬タマミを担当していた。まだ東京競馬場に厩舎があるころで、なつかしさがよみがえる。そのタマミも本社杯のクイーンCを制して、桜花賞トライアル、本番まで5連勝を飾っている。オークスでは距離に泣き14着だった。
蛯名厩務員は今年の10月で定年になるが「最後にまた巡り合ったよ」と笑顔をのぞかせていた。それでもグルメフロンティア(平成10年・フェブラリーS1着)、トーホウシデン(平成12年・菊花賞2着)などを育てている腕利きだ。「こちらの方は器用さがある。(タマミ)に近づけるかな」と話すが、競馬人生、最後の年に桜花賞2勝目が来るか、応援してみたくなった。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2011年02月17日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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