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鶴谷義雄
馬名の由来が“あの山”とは
霧島連山の新燃岳の噴火が連日、報道されている。団塊の世代の競馬関係者やファンは、あのシンモエダケ号を思い出したに違いない。まさか名前の由来が山名とは、この年になって初めて知ることになった。
シンモエダケは昭和46年にデビュー。翌年の桜花賞で1番人気に支持された馬だ。本番までシンザン記念、桜花賞トライアルを勝つなど、12戦8勝の図抜けた成績を挙げている。ファンに支持されて当然の実績、レース内容を残していた。
だが本番の桜花賞では、中団から動けず7着に大敗している。この年、関東では流感騒ぎが起こり、関東の競馬は正月から2カ月間、中止になっている。そのため桜花賞が5月21日に施行され、ダービーも「七夕ダービー」と言われ7月9日に行われた。
結局、桜花賞は同じ田之上厩舎のアチーブスターが制覇。騎乗した武邦騎手はクラシック初勝利となった。桜花賞がいつも通り4月上旬に行われていたら、シンモエダケの勝利も十分考えられただろう。続くオークストライアルで7着に敗れ、オークス出走は断念。その後10戦したが、勝ち星はなく、繁殖入りしている。
ちなみにダービーも武邦騎乗のロングエースが、飾っている。新燃岳の噴火で、ひと昔前を思い出した。
(美浦時計班・鶴谷義雄)
2011年02月25日
著者紹介
鶴谷義雄
山口県出身、07年夏の福島開催で還暦を迎えた。郷土の先輩に作詞家の星野哲郎氏がいて、学園闘争中、学校封鎖のため弟子志望で訪問したことがあるのは今となってはいい思い出。「旬に生きる」が信条、老いてさらに勝負勘を磨く。
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