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浜口和也
「池江流」で劇的フィナーレを…
最高気温が10度を超える日が多く、栗東トレセンも3月を目前にして着実に春が近づいてきている。自然と気分も高揚してくる時季だ。しかしその一方で、競馬の世界において3月は別れの季節でもある。
2月いっぱいで引退、そして解散となる池江郎厩舎。ディープインパクトなど数々の名馬を送り出した、言わずと知れた名門厩舎だ。当方が競馬記者になって丸6年になるが、1年目から時計班として担当しているのがDコース。そして、このDコースを主体に調教しているのが池江郎厩舎で、いわば「主」のような存在だ。ウッドチップからポリトラックになった今でも、このスタイルは変わっていない。この6年間、たくさんのオープン馬の追い切りを見せてもらったし、通して見てきたという競馬記者的「自負」は当方にとっても財産となっている。
池江郎厩舎と言えば、今では珍しいハード調教が有名。仕上げに一切の手加減はなく、本追い切りに加えて、直前にも時計を出すのが特長で、あのディープインパクトの無敗3冠がかかった菊花賞前日ですら、例外ではなかった。自他ともに認める草食系の当方も、この「攻め」の姿勢は見習わないといけないのかもしれないが…。
ちなみに、最後のレースとなるのが中山記念のリルダヴァル。担当のDコースではなかったが、直前の金曜日には坂路で4F55秒3―12秒4(馬なり)と、最後まで「池江流」を貫いた。ヴィクトワールピサを撃破して劇的フィナーレ…なんてこともあるかもしれない。
(栗東時計班・浜口和也)
2011年02月27日
著者紹介
浜口和也
1979年10月25日、大阪府出身。栗東時計班として「馬券につながる仕事を」と意識して励んでいるが、あまりもうかった話は聞かない。堅い軸馬からのヒモ荒れを狙うタイプ。3連複フォーメーションを多用する。血液型A。
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