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森田真司
“泣き虫師弟”が感動的なフィナーレ
今年、2月に定年引退した栗東の調教師は6人。なかでも、いろいろとお世話になったのが坂口大師である。入社時から担当している厩舎だが、最初の頃は(今だから言わせていただきますけど)「めっちゃ気難しい人やな」という印象しかなかった。少しでも余計なことを言おうものなら、機嫌を損ねて話してもらえなかったことも少なくない。しかし今思えば、当時はG?馬を多数管理していたことのプレッシャーや、病気がちだった夫人の看病(昨年春に他界)など、気の休まる暇もなかったのだろう。
しかし、それもG?馬たちが引退して、長男の貴大調教助手に事務仕事を任せることができるようになると、肩の荷が降りたのか、いつも柔和な表情で話しかけてくれた(得意のダジャレ混じりで…)。これが、本当の坂口正大という人間なのだと思う。
そんな、山あり谷ありだった調教師生活で積み上げた勝利数は686(うち重賞27勝、G?9勝)。個人的に、よく覚えているのが、マヤノトップガンの菊花賞と、キングヘイローの高松宮記念である。ともに、感極まって涙を流していた師の姿が印象的だった。そして、今年の2勝目となったピサノプリヴェ(2月19日・京都7R)のときも人目をはばからず、瞳を潤ませていた。その日は、師の誕生日というのもあったが、おそらく最後の勝利になるだろうという思いもあったに違いない。
しかし、最終週にはさらなるサプライズが待っていた。ピサノプレミアムが圧倒的人気に応え快勝し「これは号泣間違いなし」と思っていると、泣いていたのは騎乗していた弟子の浜中騎手。「我慢できませんでした」と、顔をくちゃくちゃにしながら話してくれた。さしずめ“泣き虫師弟”といったところか。あまりに感動的なシーンだったので、思わずウルッときてしまった。こんなドラマがあるから、この仕事はやめられない。
いろんな意味で坂口大イズムを継承した、浜中騎手のさらなる成長を期待したいものだ。そして、坂口正大先生、お疲れさまでした。
(栗東想定班・森田真司)
2011年03月02日
著者紹介
森田真司
プチ自慢になってしまい申し訳ないが、最近私生活の充実度がすさまじい。この勢いで馬券もバシバシ当てていくつもり。超能力がなくてもやれることを皆さんにお見せしたい。1972年7月8日、奈良県出身。栗東想定班。血液型B。
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