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古河雄一郎

サニーブライアンの思い出

 3日に2冠馬サニーブライアンが、けい養先の北海道浦河・うらかわ優駿ビレッジAERU(アエル)で疝痛のため死亡した。97年の皐月賞を11番人気、ダービーを6番人気の低評価ながら、ともに大外18番枠から鮮やかに逃げ切って優勝。「1番人気はいらない、1着がほしい…」。そう語っていた大西騎手の言葉が印象的だった。

 当時は毎週欠かさず、競馬場に足を運ぶ、熱狂的な競馬ファン。ダービー観戦のために前売り入場券を苦労して手に入れ、現地に赴いた。ただ、皐月賞馬サニーブライアンをバッサリ切って馬券は大惨敗。反省の意味も込めて、電車に乗らず、歩いて帰った苦い思い出がある。逆の意味で記憶に残る名馬だった。心からご冥福をお祈りしたい。

 その97年と言えば、JRAの売り上げが初の4兆円を突破。今では考えられないと思うが、G?当日の馬券売り場には長蛇の列ができており、購入するのもひと苦労。ようやく買えたと思っても、観客席の入り口にも人があふれる出る状況。競馬場にいながら、モニター越しの観戦となったことも1度や2度だけではなかった。そんな思いをしながらでも、あのころの競馬が一番楽しかった気がする。

 その年をピークに競馬場の入場人員や売り上げは下がる一方。不景気とはいえ、厳しい状況だ。当然、競馬専門紙の売り上げも同様に苦戦を強いられているが、馬三郎では春のG?シリーズに向けて、売り上げアップにつながる新企画を検討中。さらにもうかる情報を提供していくつもりですので、どうぞご期待ください。

(編集部・古河雄一郎)

2011年03月07日

著者紹介

古河雄一郎

古河雄一郎

 1972年2月25日、茨城県出身。編集部。紙面では主にデータ作戦を担当。将来、馬券生活者になるべく、今はマイナス収支でも先行投資と割り切っている。性格はプラス思考。血液は典型的なO型。