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赤木俊介

優先出走権の特例措置という策も!?

 ご存じの通り、今回の東日本大震災に伴い、3月末までの中山競馬の中止がJRAから発表されている。中山競馬場での安定的な競馬の施行に支障が生じる恐れがあるためという理由からだが、福島第1原発の相次ぐ事故、計画停電の実施など、今だ先行きは不透明のまま。この判断は賢明だったように思う。

 阪神と小倉の両競馬場は幸いにも大きな被害はなく、今週から開催される。ただ、ここで大きな問題が発生した。中山競馬の中止に伴い、関東馬が大挙して阪神に使いに来る事態が起こったのだ。これは予想できたことではあるが、栗東の関係者にとっては大きな痛手。フルゲートの倍以上の馬が、水曜の想定段階で出走意思を表明していた。

 ほとんどが権利持ちや休養明けの馬たちで埋め尽くされ、1カ月間隔があいていてもまず出走は不可能な状態。中には出走間隔が2カ月あいていても使えないレースもあるほどだ。中止にならなければ使えていたという馬たちも今週の出走が困難な状態。こういう事態だけに仕方がないと言えば仕方がないのだが、せめて先週に出走が決まっていた馬に限っては、今週、来週と最優先出走権なる特別措置などを与えてもよかったのでは?と思う。

 大変な時であるのは百も承知だが、開催する考えである以上は誰もが満足のいく判断をしてほしいものだ。

(栗東想定班・赤木俊介)

2011年03月17日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O