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コラム

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文元仁

競馬開催も復興に役立てるはず

 東日本大震災以降、暗い出来事ばかり続いているが、久々に明るいニュースが届いた。ご存じの通り、ヴィクトワールピサによる日本馬初のドバイワールドC制覇である。2着にはトランセンドが入り、ワンツーフィニッシュのおまけ付きとなった。

 一方、国内の競馬はというと、3回中山、1回福島開催が中止。計画停電の影響が最も大きいが、どうしても『競馬=ギャンブル』の図式が根強いため、被災地から最も近い中山が自粛したという見立てもある。

 東日本では馬券購入の手段がインターネットに限定されていたため、大幅な売上減は仕方のない結果だろう。そんな状況でも被災地支援競馬の名のもとに、売上の一部にあたる総額11億円を超える義援金が拠出されることになった。サッカーなどでも慈善試合が行われたが、これだけの額を集められるチャリティーイベントは他に類を見ない。当然、ウインズ、競馬場での発売が再開されれば売り上げが大きく伸びるのは確実だ。

 そして、もう一つの肝が、いまだ番組が発表されていない東京開催。競馬は土日の昼間に屋外で行われるのだから、やりようによっては差しつかえないはず。フジビュースタンドだけ使用する。冷暖房は切るなどの対応を取れば、それほど電力は食わないだろう。復興財源に競馬という選択肢があってもいいはずだ。

(美浦想定班・文元 仁)

2011年04月01日

著者紹介

文元仁

文元仁

東京都出身、美浦想定班。「馬券は潔く単勝勝負」がモットー。ただ、「ここぞ!」という時の勝負での取りこぼしが多く、私生活と共に詰めの甘さを残す現状。最近では複勝も買おうかと迷っている弱気なB型。