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紺谷和彦

桜の女王へ一点の曇りもない仕上げ

 東日本大震災や福島原発の事故など、未曾有の出来事に見舞われた激動の3月が過ぎ、4月1日付で栗東時計班に異動となった。神戸編集部に移ったのが07年の6月。3年半が過ぎ、念願の?現場復帰となった。

 視力低下や仕事勘などかなりの不安を感じつつ、久々に訪れた栗東トレセン。水曜は坂路での追い切りラッシュに遭遇し、木曜はコースで時計を採ったが、やはりブランクは想像以上にきつかった。その他の業務でも戸惑うことが多く、かなりの苦戦を強いられた。慣れるまではいま少し時間がかかりそうだ。

 ただ、目の前で馬を見れることは、やはりうれしい限り。桜花賞ウイークということもあり、栗東トレセンは活気に溢れていた。

 特に動きが素晴らしかったのが、坂路で4F51秒6―11秒7という好時計をマークしたホエールキャプチャ。池添騎手の合図に瞬時に反応し、豪快に伸びてフィニッシュ。馬体の張りや気合乗りも上々で、本番に向けて一点の曇りもない仕上げにある。

 今年は大本命レーヴディソールのリタイアにより、世間では混戦とも言われているが、主役は間違いなくこの馬だろう。日曜日は阪神競馬場での勤務。単勝馬券を握り締めて応援するつもりだ。

(栗東時計班・紺谷和彦)

2011年04月09日

著者紹介

紺谷和彦

紺谷和彦

 1970年10月8日、兵庫県出身。編集部。07年春まで栗東時計班。馬券は基本的に全レース参加型で、データよりも直感を重視。そのため当たればでかいが、空振りも多数。日々、一撃必殺を狙う。血液型A。