城谷豪

異業種の情熱に触発され、やる気満々

　先週の土曜日に北九州空港に新聞を引き取りに行った際、職員から「週明けに競馬場で映画の撮影があるんですよね？見に行かれるんですか？」と問われた。聞けば１９７０年代に流行った漫画『ワイルド７』の実写版を撮影するとのこと。興味津々に週明けに競馬場で仕事をしていると、普段物静かな平日の競馬場がいやに騒がしい。少しばかりのぞきに行くと、エントランス部分を飛行場に見立てての撮影のようで、スーツ姿のサラリーマンやキャリーを引く女性、友達との再会を待ちわびる人や老夫婦…。多種多彩な３００人を越えるエキストラでにぎわっていた。これまで１度も遭遇したことのない場面に心が躍りミーハーな一面が出てしまった。

　実際の映画ではそう長い時間使用されることのないワンシ?ンのためにも妥協なく全力で取り組むスタッフやエキストラ等々の熱い気持ちがこちらの気持ちにも火をつけたのか、今週の業務は最近になくやる気に満ちあふれたのは言うまでもない。ちなみに火曜に行われていた一般参加のオーディションに参加はしていないのであしからず。

（栗東時計班・城谷豪）

2011年04月17日