竹村浩行

「ＷＩＮ５」は十分に手が届く馬券!?

　まだ変則的な日程ではあるが、今週から東京と新潟でも開催が始まり、徐々に通常に戻りつつある。そして、待望？の「ＷＩＮ５」もいよいよ今週末からスタート。５レース全ての勝ち馬を当てるという馬券だが、基本的には日曜の最も遅いメーンレースからさかのぼっての５レースが対象。今週の場合は京都10Ｒ→東京10Ｒ→新潟11Ｒ→京都11Ｒ→東京11Ｒとなる（１場ではなく全場が対象なのでお間違いのないように）。そして、買い方は「完全セレクト」「一部セレクト」「ランダム」の３種類があり、自分のスタイルに合わせた買い方が可能。もうご存じだと思うが、払戻金の最高額は２億円だ。

　この「ＷＩＮ５」を想定して少し前からシュミレーションをしていたのだが、とてつもなく難解な馬券とは思わない。例えば桜花賞の日を振り返ってみると

阪神９Ｒ・２番人気エリンコート
小倉10Ｒ・11番人気アグネスヨジゲン
阪神10Ｒ・１番人気キクノアポロ
小倉11Ｒ・１番人気マイネルゴルト
阪神11Ｒ・２番人気マルセリーナ
　
　となり、１、２番人気が実に約８割を占めているのだ。この日の場合は11番人気が勝った小倉10Ｒの攻略が肝になるが、勝ったアグネスヨジゲンは前走２着で、復調の兆しは少なからず見せていた。着外続きならともかく、前走２着なら拾えなくはない。的中がはるかかなたに感じる宝くじやロト６よりも、手が届きそうな気がするのは自分だけではないだろう。もちろん、人気馬が順当に勝てば配当はグッと減るだろうが、的中した当日は、ぜいたくに過ごせるぐらいの額はあるはずだ。

（栗東想定班・竹村浩行）

2011年04月21日