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赤木俊介

ハーツクライ産駒から名スプリンターが誕生!?

 4月24日から100円が最高2億円になるJRAの新馬券・WIN5がついに発売開始。第1回目は?????番人気と比較的手堅い決着となったが、それでも払戻金は81万280円。“思っていた以上においしい配当だな”というのが率直な感想だ。さすがに2億円というのは夢のまた夢という感じがするが、100万円なら十分に手が届くという感触をつかんだのは筆者だけではないはず。このWIN5は毎週日曜日に実施されるので、5月1日以降も積極的に参加していきたい。

 記念すべきWIN5の第1戦目に行われた橘Sを制したのがツルマルレオン(栗東・橋口)。直線に向いた時はとても届かないような位置にいたが、馬込みの中からグングン伸びると、ゴール前できっちり差し切り勝ち。500万下を勝った時も驚いたが、並はずれた瞬発力の持ち主だ。

 鞍上の小牧が「強かったねぇ。パンパンの馬場だったらもっと切れていたよ」と笑顔で語れば、橋口師も「スリープレスナイトがそうだったけど、とにかくトモの張りがすごいんだ。ハーツクライ産駒だけど、勝ちっぷりを見ても短距離適性は相当高い。将来的にはスプリンターに育てるつもりでいる。今年の目標は秋のスプリンターズS」と大絶賛していた。

 注目の次走は、5月14日に京都で行われる葵S。WIN5の対象レースでないのが残念だが、ここも1着固定の馬券で大丈夫だろう。       

(栗東想定班・赤木俊介)

2011年04月30日

著者紹介

赤木俊介

赤木俊介

1983年7月20日、兵庫県出身。栗東想定班、坂路を担当。きゅう舎関係者から得た情報をわかりやく伝えていければ…と思っている。基本的に穴党で、危険な人気馬を見つけて高配当狙いの馬券が中心。血液型O