安川時男

北村宏はマツジュンにそっくり！？

　「参っちゃいましたよ」と北村宏が苦笑いしながら近づいてきた。「山本英俊オーナーから『キミの奥さんは目が悪いんだってな』と言われてしまいました」と言うのだ。８日の東京２Ｒをレッドシュナイトで勝った後、喜びに沸く検量室前でのことだそうだ。同日付の馬三郎紙面の『ジ・エージェント』コラムで暴露？したせいだろう。抜粋してみる。

　仕事人・北村宏が苦しんでいる。行く先々で「マツジュン」と呼ばれることが原因だ。事の発端は、誰もがうらやむ美人の奥さんの「ダンナの横顔は、マツジュンにそっくり?」というおのろけ。“正直、う?ん”と思ってしまったが…奥さんはコンタクトを外すと、視力０・０１だそうだ。

　山本オーナーはかねてから馬三郎の愛読者で、おそらく目を通されたのだろう。北村自身は「マツジュン」と呼ばれることにまんざらでもないようで、否定するでもなく怒るでもなく、これまで通り礼儀正しく記者に接してくれる。

　調教が終わって引き上げる際には「今週も頑張ります」と彼は頭を下げ、「お願いします」と記者は頭を下げる。北村宏は全くもって好漢である。

（美浦想定班・安川時男）

2011年05月15日