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名門厩舎の巻き返しに注目
栗東トレセンきっての理論派で知られる松田国師。ただ、語り口は実に穏やかで、今の時代の言葉だと“癒し系”という形容がピッタリの方だ。厩舎の扉をあけて取材に応じてくれる時には、いつもカワイイ飼い犬たちも一緒に出迎えてくれる。ほかの厩舎にはないアットホームな雰囲気がそこには漂っている。
今回はベルシャザールのダービー事前取材で厩舎に行った時の話、いわゆる“マツクニ理論”の一端を紹介したい。同馬が皐月賞でなぜ敗れたのか?師が解析したところ、馬体重の変化に大きな原因があったという。
皐月賞前の調教後発表で550キロだった体重が、レースでは526キロに。前走との比較だけ見るとマイナス2キロだが、普段は555キロ程度の体重がなぜ一気に30キロ近く減ったのか。理由は体内の水分量にあった。師は「筋肉が一気に30キロも減ることはあり得ないから」と説明する。今回は輸送の際、馬運車でイレ込んで発汗するなど様々な要因があったとのこと。
対策として「輸送に帯同馬を連れて行き、馬が寂しがらないようにすること」や「乾草を食べさせて水分を欲しがる状態にすること」を中心に、いくつもの工夫を考えているという。メンコ装着なども検討中。過去2度のダービー制覇を経験した師は「テーマは10?20キロ体重を戻せるかですね。私はあきらめていないですよ」と力強く宣言した。名門厩舎の巻き返しに大いに注目したい。
(関西デイリー・大西修平)
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