1. TOP
  2. 馬三郎タイムズ
  3. コラム

重賞特集&次情報はお任せ!
馬三郎タイムズと合わせて使えば威力倍増!
今なら14日間無料で使える!→詳しくはコチラ

コラム

プロも愛用する競馬予想ソフト「競馬新聞 デイリー馬三郎」が今なら14日間無料でお試し頂けます!

無料トライアルに申し込む(購入手続きは不要です)/詳しく見る

安里真一

渡辺騎手には1日でも早くターフに戻ってほしい

 22歳のときに患った腰椎椎間板(ついかんばん)ヘルニアが3月上旬に再発。それからはいろいろな病院に通いながら、だましだましで仕事をしてきたが、4月22日の早朝、ついに歩けなくなるほどの激痛が左足を襲ってきた。くしくも、その日はチャンピオンズマイル観戦のため、香港へ旅立つ当日。早くから休日を調整していた4泊5日の旅は、2泊3日の入院に変わった。

 その後は2週間の自宅療養となり、仕事をカバーしてくれたスタッフには心から感謝するとともに、歩行が困難になるほどの今回の腰痛をはじめ、病気によって意志とは正反対に体が動かないことがあると知り、デスクという立場をいただいている身にとって、他人の痛みを知るいい機会にもなった。

 そんなわけで現在は病院通いの毎日であるが、月曜日、病院の待合室に渡辺騎手の姿があった。渡辺騎手は15日の京都2Rの発走時、馬が斜めに出ていってしまったため、右足がゲート機との間で圧迫されたまま引きずられる格好となり、負傷。右足の小指を骨折したとのことだが、足全体がパンパンに腫れ上がっており、よく小指だけで済んだな…がその足を見たときの感想だった。

 しかも、そんなケガを負いながらも、そのレースできっちり結果を出す(1着)のだから、さすがプロフェッショナルである。治療は、針金で固定する手術の案もあったそうだが、少しでも早く職場復帰できる自然治癒を選んだとのこと。同じ病院、同じ担当医で治療を受けるものとして、1日でも早くターフに戻れることを祈っている。

(栗東想定班・安里真一)

2011年05月18日

著者紹介

安里真一

安里真一

1972年2月27日、大阪府出身。B型。栗東想定班。休日返上で意味もなく調教スタンドをうろつく“トレセン命”の男。もちろん裏付けがあるからこそだが、予想は3分、馬券は1分というひらめきで勝負するタイプ。