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掛札慎二

思い出のダービーといえば…

 先週オークスが終わり、いよいよ“競馬の祭典”日本ダービーを迎えます。過去77回行われていますが、競馬ファンの方々それぞれに思い出のダービーがあると思います。ここでは私の思い出のダービーを紹介させていただきたいと思います。

 今から11年前の第67回日本ダービー。1番人気は前人未到のダービー3連覇がかかる、武豊騎乗の皐月賞馬エアシャカール。2番人気は皐月賞2着のダイタクリーヴァ。3番人気は東上最終便の京都新聞杯を制したアグネスフライトでした。

 このレースで一番見応えがあったのが、最後の直線です。武豊騎乗のエアシャカールが抜け出したところに、大外から河内騎乗のアグネスフライトが襲い掛かり、残り50mほどで2頭は馬体を併せました。武田作十郎厩舎出身の河内洋、武豊の兄弟弟子対決。最後はあぶみが当たるほどのせめぎ合い。入線後、手を挙げたのは河内騎手でした。

 わずか7センチ差での勝利。弟弟子の3連覇を阻止した河内騎手は、27年目で初のダービー制覇を成し遂げました。それだけではなく、勝ったアグネスフライトの母アグネスフローラ(桜花賞)、祖母アグネスレディー(オークス)と親子3代でのクラシック制覇。しかも、3代全て河内騎手が手綱をとっていたというドラマもありました。このダービーが今でも一番印象に残っています。

 さて、今年のダービーはどのような結果が待ち受けているのでしょうか。今から楽しみで仕方がありません。

(編集部・掛札慎二)

2011年05月23日

著者紹介

掛札慎二

掛札慎二

1983年4月17日生まれ、広島県出身。編集部。前職はお堅い信用金庫職員。お金の計算に追われる生活から、馬の尻を追いかける生活へ―。おばあちゃんにモテモテだった元信金マンが、競馬ファンに愛される記者を目指して奮闘中。血液型は慎重なA型。