塩手智彦

ダービーだけでなくデットーリ＆小島太厩舎にも注目

　いよいよ競馬の祭典・日本ダービーです。美浦所属馬の出走は３頭ですが、どの陣営からもかなりの手応えを感じました。少数精鋭で頑張ってもらいたいと思います。

　今年、特に注目を集めているのが、デボネアで初めて日本のダービーに騎乗するデットーリでしょう。小島太師はこの世界のトップジョッキーと親好が深く「来日する時はできる限りのことをしたいと思っているよ」と笑顔で話してくれました。その言葉通り、日曜東京で６頭もの手綱を任せており、各馬について期待のほどを聞かせてもらいました。

　２Ｒ・アルベルティ「千四は微妙に長いかもしれないが出来はいい」

　３Ｒ・レイフザラッキー「前走は前を追いかけすぎてしまった。跳びが大きく、広い東京コースで期待したい」

　４Ｒ・メイショウオオトネ「幼い面を残しているが素質は高く、いつ走ってもおかしくない」

　５Ｒ・ギンザアキレス「左回りがカギだけど、一戦ごとにレースぶりが良化してきた」

　７Ｒ・ラタンバスケット「前走は道中砂をかぶった。芝ならその心配もなく、改めて期待」

　９Ｒ・メイショウツチヤマ「引き続きいい出来で臨める。ベストはマイルだけど、十分カバーできる範囲だよ」と豪華なラインアップ。名物のデットーリジャンプが見られるかもしれません。

（美浦想定班・塩手智彦）

2011年05月27日